アジア初!IGLTA(国際ゲイ・レズビアン旅行協会)認定ホテルとして承認されました
~LGBTQツーリズムへ積極的・継続的に取り組むアジアのパイオニアホテルへ~
日本、大阪―スイスにルーツを持つスイスホテル南海大阪(所在地:大阪市中央区、総支配人:シェーン・エドワーズ)は、IGLTA(国際ゲイ・レズビアン旅行協会)の必須審査を終了し、アジアで初めて、またアコーグループのホテルとして世界で初めて、IGLTA認定ホテル(IGLTA Accredited)として承認されました。
「IGLTA世界総会2024」の大阪開催についての記者会見が当ホテルにて行われた後、IGLTA財務担当副会長であるアンソニー・ワーナー氏より、IGLTA Accreditedの認定証を授与いただきました。本授与式にはスイスホテル南海大阪総支配人のシェーン・エドワーズをはじめとする経営委員会のメンバー、ダイバーシティ&インクルージョン担当のシャーリー・サンティアゴ、マリアンジェラ・シルベストレと共に、公益財団法人 大阪観光局のLGBTQアドバイザーである小泉伸太郎氏(株式会社アウト・ジャパン取締役会長)にもご出席いただきました。
◆IGLTA AccreditedTM (IGLTA認定)とは
「IGLTA認定(IGLTA Accredited)」とは、国際ゲイ・レズビアン旅行協会がLGBTQ旅行客の平等と安全を促進するために開始した、旅行業界を対象とした認証基準であり、LGBTQコミュニティの方々が安心して過ごせる取り組みが行われているかを8項目において評価し、認定は一年単位で更新されます。この認定は観光、ホスピタリティ、DEI教育(Diversity=多様性、Equity=公平性、Inclusion=包括性)の分野で豊富な経験をもつ業界リーダーである有識者を通じてIGLTAが開発した厳格なプロセスであり、認定企業としての資格を得るためには包括的なトレーニングやその他の取り組みが必要です。
なおこのプログラムはIGLTAのメンバーシップとは異なり、独立した組織が申請内容を精査しています。
◆スイスホテル南海大阪でのダイバーシティ&インクルージョンについて
スイスホテル南海大阪ではダイバーシティ&インクルージョンへの取り組みの一環として、社内にダイバーシティ&インクルージョン委員会を設置。また、大阪観光局よりLGBTQフレンドリーホテルとして認定を受けており、当局の「VISIT GAY OSASA」事業のLGBTQ+への様々な取り組みを積極的に支援しています。
また当ホテルでは全従業員が大阪観光局のLGBTQセミナーとアコーのダイバーシティ&インクルージョン研修を受講しており、新入社員のオンボーディングプロセスにも反映されています。LGBTQ旅行客の皆さまへは、大阪での時間を安心して過ごしていただけるよう、ホテルの公式ウェブサイトに専用のセクションを設けています。
スイスホテル南海大阪を運営するアコーは世界110か国で5,400軒以上のホテルを展開する世界有数のホスピタリティグループであり、IGLTAのプラチナレベルパートナーであると同時に、2018年からは国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)が公表した企業向けLGBTI*行動基準「Standards of Conduct for Business」のサポーターを務めています。すべての人が歓迎される職場を守るため、アコーはグループ全体のダイバーシティ&インクルージョン戦略の柱の一つとして、LGBTQI+の包摂も組み込んでいます。
*国連では性的マイノリティの総称としてレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、インターセックスを含んだ「LGBTI」が使用されています。